あの世四界シリーズ

 ——すべてのものに神は宿る。
 しかし死も宿り、魔も宿る。
 そして、人の魂の抱える重さが、何を引き寄せ、どこに行くのかを決める。この単純であり矛盾のない機構を、世界は望んだということなのだろう。

 綜文院著「魂の循環から見る世界の仕組み」より

冥界めいかい

冥界女王政権のもと、死神族と悪魔族が暮らす。迷い多き魂たちが、魔の腹を満たす。

理界りかい

裁定者と、彼らに従う天使族が住まう。高位に昇る資質を持った魂たちが、神の審判と赦しを待つ。

浄界じょうかい

太陽と嵐の双子神、そして八百万の神々の土地。輪廻を待つ魂たちは、神々と共に静かな時を過ごす。

落界らっかい

元祖閻魔を筆頭にして、七閻魔の沙汰、鬼族による断罪が待つ。重き魂は、己の成した罪と向き合う。